メコン川
メコン川流域は世界でも
貧しい地域の一つです
1984年からインドネシア西カリマンタンのポンティアナクの子どもたちに学費援助を始めました。その後、ロバン村の教会も支援するようになりました。これらの支援は既に終えましたが、YPII神学校の神学生の学費は続けています。また、ガーナの村やミャンマーの養護施設にも支援を広げています。
これらの支援によって気がつかされたことの一つは、子どもたちに教育を与えることの大切さです。教育に熱心だった国では今日、その成果を多少なりとも見ることが出来ます。しかしそれをなおざりにしてきた国ではかつてと変わらない生活を続けているように見えます。子どもを単なる労働力とするのか、あるいは経済的な負担はあっても将来への投資と考えるかによって変わるのではないでしょうか。女子教育の重要さも無視できません。国に豊富な地下資源があっても人的資源に勝るものはありません。また教育によって聖書を読むことが出来るようになります。日本も明治初期に多くのキリスト者が生まれ、社会に大きな影響を与えて今日があります。
ホームページやブログを中心に、すべての国で子どもたちが教育を受けられるよう、その大切さを発信し続けたいと思っています。
4月3日、M7.7の大地震がミヤンマーで起こりました。現地の情報がCNEC-Singaporからスライドできていますので紹介いたします。(英語と中国語です)
2025年4月4日(月)朝日新聞
ミャンマー 子どもの危機深刻
功刀(くぬぎ)純子
ミャンマーで起きた大地震をめぐり、国連児童基金 (ユニセフ)は、18歳未満の子ども数百万人が危機的な状況に置かれているとの見方を明らかにした。 地震前から内戦の影響で、 650万人以上の子どもが支援を必要とする状況だったという。
功刀(くぬぎ)純子代表ユニセフでミャンマーを管轄する東アジア・太平洋地域事務所の功刀純子代表によると、 被害が深刻な中部マンダレー、 首都ネピドーなどの一帯の人口は約700万人で、このうち子どもは約210万人とみられる。現地では病院が被災した上に医薬品が不足。 食料も足りないため、人々が栄養失調に陥るおそれがある。 国内が国軍や民主派など様々な勢力の支配地域に分断されていることも、 国連などによる支援物資の配布を難しくしている。 功刀代表によると、ミャンマーでは地震の前から内戦などの影響で450万人が学校に通えず、100万人が予防接種を受けられないなど、子どもが社会的に弱い立場に置かれていた。功刀代表は朝日新聞の取材に「(地震によって)危機の上に危機が重なっている」と強調。 「ミャンマーの人々や子どもたちの命を救うために助けてほしい」と述べ、 国際社会にさらなる支援を訴えた。
インドネシアミッション2025年4月号クリスチャンパートナーズについての記事が載っております。ご覧ください。